数字で見る精通年齢
以前にチンコラムで15歳男子の精通率は50%という記事を取り上げたが、今回はさらに詳しく精通年齢について書いてみる。
日本性教育協会が6年に一度行っているアンケート調査の結果によると、精通(=はじめての射精)する年齢が遅延傾向にあるという。15歳男子の精通率は50%にも書いたが、2011年の調査結果によると15歳(中学卒業時)で2人に1人がまだ精通していないという。その6年前の1999年は73%、さらに6年前の1981年が81%であるから、間違いなく精通年齢が遅延化していると言えよう。
下のグラフは射精経験率の推移で、中学・高校・大学と学校種別に棒グラフにしたものだ。
中学・高校・大学ともに右肩上がりで1999年が射精経験率がピークとなっているが、それ以降右肩下がりとなっているのがわかる。高校生も若干ではあるが射精経験率が下がっている。著しく数字に変化があるのが中学だ。1999年には50%以上だったものが2011年には36%にまで下がっている。来年2017年が最新の調査年となるが、このままいくと30%くらいになってしまうのかもしれない。
下の表は射精経験者の年齢別割合を数値化したものだ。15歳男子の精通率は50%というのはこの表から読み取ることができるだろう。
もう一つ興味深い表を紹介する。下の表は精通を経験した年齢を数値化したものだ。
中学1~3年生の回答を集計したものであるため、回答の段階で精通していない人の数値は反映されていない。
どうだろうか。数字で見るとやはり精通年齢が遅延傾向にあることがわかるであろう。次回の定期調査が来年2017年なので、この結果がどうなるか気になるところである。このチンコラムに関するご意見・ご感想をコメントしていただけるとうれしい。また15歳男子の精通率は50%もぜひ併せて読んでいただきたい。
日本性教育協会が6年に一度行っているアンケート調査の結果によると、精通(=はじめての射精)する年齢が遅延傾向にあるという。15歳男子の精通率は50%にも書いたが、2011年の調査結果によると15歳(中学卒業時)で2人に1人がまだ精通していないという。その6年前の1999年は73%、さらに6年前の1981年が81%であるから、間違いなく精通年齢が遅延化していると言えよう。
下のグラフは射精経験率の推移で、中学・高校・大学と学校種別に棒グラフにしたものだ。
中学・高校・大学ともに右肩上がりで1999年が射精経験率がピークとなっているが、それ以降右肩下がりとなっているのがわかる。高校生も若干ではあるが射精経験率が下がっている。著しく数字に変化があるのが中学だ。1999年には50%以上だったものが2011年には36%にまで下がっている。来年2017年が最新の調査年となるが、このままいくと30%くらいになってしまうのかもしれない。
下の表は射精経験者の年齢別割合を数値化したものだ。15歳男子の精通率は50%というのはこの表から読み取ることができるだろう。
もう一つ興味深い表を紹介する。下の表は精通を経験した年齢を数値化したものだ。
中学1~3年生の回答を集計したものであるため、回答の段階で精通していない人の数値は反映されていない。
どうだろうか。数字で見るとやはり精通年齢が遅延傾向にあることがわかるであろう。次回の定期調査が来年2017年なので、この結果がどうなるか気になるところである。このチンコラムに関するご意見・ご感想をコメントしていただけるとうれしい。また15歳男子の精通率は50%もぜひ併せて読んでいただきたい。